Media × Tech

「Media × Tech」ブログはスマートニュースのメディア担当チームが運営するブログです。テクノロジーを活用した次世代のメディアとはどういうものか? そうしたメディアをどうやって創り出していくのか、を考えていきます。

データアナリストが見たONA〜世界の編集者はどれくらいGoogle Analyticsを使っているのか?

こんにちは、スマートニュースの有野です。 普段、私たちのニュースアプリ「SmartNews」を通じて各メディアが配信する記事が、ユーザーにどのように読まれているのかを分析する業務に携わっています。 今回、ONA(Online News Association)の年次カンファレ…

「ファンコミュニティ」をメディアビジネスに生かす ——「ポストCookie時代」のメディア③

ポストCookie時代、広告収益モデルから脱却して新たな価値提案を目指すメディアの取り組みを紹介する本連載。第3回は、雑誌を取り上げます。「Tarzan Web」「WEB別冊文藝春秋」2媒体のファンビジネスを追います。

「シンセティック・メディア」の時代に報道は何ができるか——デジタル報道の最前線「ONA2022」現地レポート

2022年9月21日から24日にかけて、米国ロサンゼルスにてONA(Online News Association)の年次カンファレンスが開催されました。ONAとはデジタル報道に携わる記者や編集者を中心とした組織であり、後述するOJA(Online Journalism Awards)などの賞を主催した…

「サブスクはチームスポーツ」 克服すべき障害とは? Piano社ベンチマークレポート2022

サブスクリプション(以下、サブスク)などメディアビジネスで必要とされる各種機能をワンストップで提供する「Piano」(本社・アムステルダム)が、2022年度版「サブスクリプション・パフォーマンス・ベンチマーク・レポート」を公開した。このレポートは、…

ファクトチェックは「大きな物語」に対抗できるか?——[Global Fact 9リポート]ナラティブ、コラボレーション、テクノロジーが切り開く未来

ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか開催された「Global Fact 9」。カンファレンスに出席し、自らもファクトチェック活動に取り組む古田大輔氏に、ファクトチェックをめぐる最新課題を論じてもらいます。

プロダクトとしてのメディア ——「ビジネスとしての仕組みづくり」を考える

ビジネスベースのメディアの運営に求められる要素は何か? メディアをプロダクトとして考え、運営するとはどういうことかを、「ダイヤモンド・プレミアム」を推進する筆者に解説してもらいます。

Web3とニュースの未来 SlowNewsイベントレポート

「Web3とニュースの未来」をテーマに対談した瀬尾氏(写真左)と佐々木氏 調査報道のエコシステムづくりを目指すスローニュース(東京都渋谷区、瀬尾傑代表)は7月12日〜21日、「Web3×SlowNews Garage」と題したイベントを東京都千代田区のMarunouchi Happ. …

国会議案データで「ワードクラウド」を作ってみよう

スマートニュース メディア研究所では、7月1日に「国会議案データベース」を公開しました。衆議院および参議院の公式ウェブサイトから計約1万8000件以上の法律案や予算案を取得し、機械可読な形で整理されたデータベースとしてGitHubで無償提供するものです…

サブスクモデルでコンテンツ本来の価値提供を目指す——「ポストCookie時代」のメディア②

本企画ではメディアビジネスにとって、新たな収益の可能性やその戦略を探っていきます。今回は「サブスクリプション(購読)」戦略で対照的な2媒体、講談社クーリエ・ジャポンとダイヤモンド・プレミアムの実践を紹介します。

"ニュースレター再注目”は何を意味しているのか?「出版業界ニュースまとめ」古幡瑞穂×藤村厚夫対談

ここ数年、ニュースレターに注目が寄せられている。読者のメールボックスに直接コンテンツを届け、エンゲージメントを強化するメディアのあり方は、「従来のメルマガとどう違うのか?」という疑問を投げかけられる一方、同じほどの期待も持たれている。 米メ…

脱 Excel ! Jupyter で始めるデータ分析

こんにちは、スマートニュースの有野です。 普段、私たちのニュースアプリ「SmartNews」を通じて各メディアが配信する記事が、ユーザーにどのように読まれているのかを分析する業務に携わっています。 みなさんは、サイトやアプリの分析を行う際、どのツール…

OSINTが切り拓く「報道の新時代」——世界のジャーナリストが注目する調査報道テクニック

2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。それをめぐる情報戦の帰趨にも大きな影響を与えると世界が注目する「OSINT(オシント)」。本稿は、OSINTとは何か、その意義、そして日本でも広がろうとしている動きについて多くの事例を交えて解説します。

開催者も読み間違うWeb3への熱狂——テックに加え、メディアやクリエイティブ層が集まった「SXSW2022」リポート

音楽祭からスタートし、今や事業アイデアや最新テクノロジーの一大見本市ともなっている、世界最大のカンファレンス&フェスティバル・SXSW(サウスバイサウスウェスト)。3年ぶりにオフラインで実施された同イベントに、スマートニュース株式会社の藤高晃右…

技術で切り開く“n対n時代”の報道 JX通信社の掲げる「データインテリジェンス」とは

「FASTALERT」画面を前に、全国で発生するリスク情報について説明する米重代表=東京都千代田区のJX通信社 「もはや、マスメディアだけが情報発信できる『1対n(不特定多数)』の時代ではない。1億人が1億人へ発信する『n対n』の情報爆発が起きる中、21世紀の…

新しいGoogleアナリティクス「GA4」、変化とその価値

アクセス解析ツールである「Google アナリティクス」。多くの企業で利用されており、皆様の会社も導入しているのではないでしょうか。そんなGoogle アナリティクスに新しいバージョン、「Google アナリティクス4 (以下:GA4)」が登場して1年半経ちました。…

コマースでメディアの可能性を拓く——「ポストCookie時代」のメディア①

本企画ではメディアビジネスにとって、新たな収益の可能性やその戦略を探っていきます。今回は「メディアとコマース(物販)ビジネス」の可能性について、株式会社メディアジーン、株式会社クラシコムに話を聞きます。

書評:「グラフの父」の栄光と挫折 ——『データ視覚化の人類史』

「データは21世紀の石油である」と言われて久しく経ちます。いまや私たちはデータに囲まれて生きているといっても過言ではありませんが、実際に接しているのはデータ=数値やテキストそのものではなく、グラフや地図といったグラフィック表現です。 今日の気…

書評:ネット時代を生きる「情報の受け手と送り手」双方の必読書——坂本 旬、山脇岳志『メディアリテラシー 吟味思考(クリティカルシンキング)を育む』

ネット時代にますます求められる「メディアリテラシー」。多くの筆者を集めた話題の新刊から、その読みどころなどを紹介する最新書評。

メンタルヘルスへの影響を中心とした ニュース消費に関する調査を概観する

「オンラインニュースの消費」はメンタルヘルスと相関するのか? スマートニュースの徐東輝・大塚健太です。スマートニュースでは、情報消費に関する様々なリサーチを継続的に行っており、直近、メンタルヘルスへの影響を中心としたニュース消費(News Consu…

2021年、編集部員がハマったコンテンツを振り返る

2021年、読んで/見て/遊んでよかったコンテンツはなんですか? Wall Street Journal による、いわゆる「Facebook文書」報道シリーズ Ryuichi Sakamoto 595 NFTs ショパン国際ピアノコンクール 映画「テネット」(クリストファー・ノーラン) 映画「シン・…

Web3はコンテンツの黄金時代か、それとも金ぴか時代か?

2021年、NFTの全世界での売上は2.5兆円を超えたそうである*1。その前年が100億円程度だったことを考えると、凄まじい成長である。それがどれくらいの規模かをイメージするのに、日本のインターネットメディア広告費を思い浮かべるといいかもしれない。100億…

[実践]ノーコードでふるさと納税データを地図に可視化する

本稿は、東洋経済オンライン「新型コロナウイルス国内感染の状況」などで、データ可視化に取り組んできた筆者が、そのデータを題材に、メディアなどでデータをデータ可視化するステップを平易に解説するものです。

月間6億PV「まだ天井ではない」 文春オンライン、飛躍の裏に隠された施策とは

PV

竹田直弘編集長(写真右)と、開発を担当する浪越あらたさん 良質なコンテンツの担い手であるメディアの活動を顕彰するSmartNews Awards 2021にて、2019年に続き二度目の大賞を受賞した文藝春秋の「文春オンライン」。2年前すでに月間3億PV(ページビュー)…

データ活用で描く“新聞の再定義” 毎日新聞社、デジタル人材採用で変革加速へ

毎日新聞社のDXについて語る高添博之氏 「コンテンツファースト」を掲げての素材管理システム一新、サブスクリプション会員のデータ管理内製化、最前線の記者が登壇する会員限定オンラインイベントなど、近年、編集部門中心に着実にデジタル化を進めている毎…

クリエイターエコノミー:直接収入の可能性を探る

「クリエイターエコノミー」という概念が普及してきた。本稿では、このクリエイターエコノミー型事業の発展で、ファンからの直接収入の手法が多様化している。メディアはそれからどう学べるか検討する。

データポータルで作るTwitterダッシュボード

こんにちは、スマートニュースの有野寛一です。 普段、私たちのニュースアプリ「SmartNews」を通じて各メディアが配信する記事が、ユーザーにどのように読まれているのかを分析する業務に携わっています。 前回、「画像の評価、複数のデータソースで記事分析…

サブスク、短期・低コストで導入支援 キメラが考える「コンテンツ届ける人も幸せに」の哲学とは?

キメラ社代表の大東洋克氏(同社提供) データ分析を得意としながらも、「データだけでは何も決められない」と独自のビジネス戦略支援を提供する企業がある。「キメラ」だ。記事コンテンツのエンゲージメント分析ツール「Chartbeat」やサブスクリプション管…

サブスクメディアのKPI設計とは?——「職人芸」から「予測」へ

ディアに浸透するサブスク型(サブスクリプション=購読)のビジネスモデル。その成長と成功のために、どのようにデータを生かしていくべきか? 購読者の獲得とのその収益化を主業務とするダイヤモンド社の伊藤海彦氏に論じてもらいました。

コンテンツという「王」の帰還——書評:『音楽が未来を連れてくる』

「Content is King」という言葉があまりに使い勝手が良いので、私たちは現在その変奏のほうをよく耳にする。「Content is King but Engagement is Queen」だとか「Container is King」だとか「Context is King」などなど。どれももっともらしく聞こえるが、…

サードパーティCookieの利用停止に、私たちはどう向き合うべきか

2020年、Googleが発表したのが、Webブラウザーにおける「サードパーティーCookie」サポートの終了。代わりに同社が導入を進めているのが「FLoC(Federated Learning of Cohorts)」だ。当初2022年と発表されていた導入期は先日2023年に延期になるとアナウン…